Yokohama National University, Faculty of Engineering
(Bio Microsystem lab)

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● Tissue engineering


Vascular research

 

細胞組織体移植におけるin vivoイメージング
研究目的
 再生医療では、組織工学的手法により生体外で移植用組織を構築し治療に用いる。ここで問題になるのは、移植した細胞組織体の生着率と生存率であり、組織体内部に迅速に血流を送ることが重要である。本研究では、背中部分にガラスチャンバを装着したモデルマウスを作製し、ここへ血管内皮細胞を包埋したハイドロゲルを移植して、その後のマウスの血管系と組織体の血管網の吻合を継続的にイメージングできる評価系を確立した。
研究内容

 本研究ではDorsal skin-window chamber (DWC)という特殊な器具を使用する。移植体として光架橋性ゼラチンゲル (GelMa)にヒト臍帯静脈内皮細胞 (HUVEC)を包埋し、培養し脈管形成したものを、マウス背部に装着したDWCのカバーガラス直下に移植する。そして、蛍光ラベルしたデキストラン溶液を静脈注射することで血流を可視化した。蛍光顕微鏡で観察したところ、一週間以内にゲル内のHUVECのネットワークに血流が流れ込んでいる様子が観察された。よって、このモデルマウスを用いて移植組織の有用性を検討することができる。

[参考資料]
 

 

 

 

● Vascular
● Liver
● Hair
● Pacnreas
● Bone
● Lab Chip/ MEMS
● Surface modification
● Microbe
 
 
 
 

 
Fukuda Lab, Faculty of Engineering, Yokohama National University