Yokohama National University, Faculty of Engineering
(Bio Microsystem lab)

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● Tissue engineering


Lab on a chip research

 

リバーストランスフェクションを用いた細胞遊走試験デバイスの構築
研究目的
 現在、日本人の死因のトップは癌であり、その大部分は癌転移による予後不良になっています。しかし、転移抑制効果を持つ抗癌剤開発の標的となりうる遺伝子群は、未だ十分に同定されていないのが現状です。従って、上述した標的を網羅的に評価・同定できる技術が求められています。そこで我々は、癌転移の一因子である細胞遊走の評価を可能にする「チップデバイス」の開発を目的としています。
研究内容

 図1に示すように、フォトリソグラフィを用いて微細加工したPolydimethylsiloxane (PDMS)によって、マイクロデバイスを開発しました。本研究では、ガラス基板面から細胞に遺伝子を導入ができる「リバーストランスフェクション」技術を応用し、細胞遊走を評価することを目指しています。具体的には、本デバイス中でアレイ状に固相化した様々なsiRNAを細胞に導入し、培養する事で評価対象の遺伝子発現を抑制し、細胞遊走への影響を評価しています。

[参考資料]
Junko Enomoto, Rika Takagi, Reiko Nagasaki, Hiroaki Suzuki, Satoshi Fujita, Junji Fukuda, Reverse transfection in microchamber arrays for cell migration assays, Sensors & Actuators: B. Chemical, 2014, 190, 896-899.
 

 

 

 

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